ミウは迷っていた。気絶から意識が戻ると、ミウは密室で拘束されていた。しかも、ミウの背後には会ったことのない男も同じように拘束されているのだ。 変身さえすれば、こんな拘束具などなんでもないが、国際防衛局の規則では民間人の前で変身することは禁じられている。 そんなミウの迷いを見透かしたように、マキノと名乗るその男はミウに変身するように促す。唖然とするミウに、マキノは自分が連邦情報委員会の調査委員であることを明らかにする。 ミウはマキノの言葉を受け、変身する。拘束具を解いた二人は部屋の外に出て行く。部屋の外にいた戦闘員を簡単に片付けると、二人は建物の中を逃げていく。 その頃、建物の別室ではイルが世界各国の軍隊の爆弾を一気に発射させる起動装置のバグを見つけ、そのバグの修復を行っていた。 気絶したミウは拘束される。イルは以前に父をミウによって奪われたことに恨みを抱いていた。 ミウにも同じ苦しみを味あわせるべく、ミウの目の前で父を殺そうと企み、国際防衛局のコンピューターに侵入し、ミウの家族のデータを調べるが、特別派遣戦士の家族のデータは元々存在しておらず、見つけることが出来ない。 イルはミウの父の居場所を吐かせようと拷問にかける。度重なる熱さ責めにも屈することなく、決してミウは口を割らない。業を煮やしたイルは凌辱し、父の居場所を吐かせようとする。
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