今年の春からウチの会社に派遣されてきた事務員の益若クン。地味でメガネで物静かな性格の23歳の彼女に、三十路の独身リーマンである僕は、年甲斐も無く、密かに、淡い恋心を抱いていた。そうは言っても、イイトシこいて8つもトシの離れた若い女の子に告白なんぞ出来るはずもなく、毎日毎日、ちょっとした時に彼女と交わす、何気ない業務上の会話だけを楽しみに、彼女への想いを隠して、業務に励む僕。そんなある日、女たらしのヤリチン野郎で有名な、営業二課の宮崎が、僕に、「そういえば面白いモンがあるんだww」と、スマホの動画を見せてくれた。何気なくその動画を見た僕は、思わず失神してしまいそうな程に、股間へと血液を逆流させられた。同期の宮崎が冗談半分に見せてくれたスマホ動画。そこには、僕が半年以上に渡り片思いを続けていた、派遣社員の益若クンが、アンアンと喘ぎながら、映っていた。
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